るなちゃんの月のお位牌
縦8センチ程度のお位牌。
4月のとっても素敵な満月の夜に天国へ旅立ったそうです。
乳幼児突然死症候群で脳死状態になり、21日間頑張った末に旅立ったそうです。
その日の夜の月は、本当に美しく記憶していました。
美しい満月だな~と眺めている同じころ、ママは病院で泣いていたのだなと、切なくなりました。
その月を、なんとか表現してほしいとお願いされ、何度も電話でやりとりしながら、トライしてやっと完成させました。
周りの泡は、きらめく星たちです。
これで、るなちゃんも寂しくないでしょうね。
--------------ママから、メールを頂きました----------------
昨日、小包が届き、夫の帰りを待って、二人で開封しました。
とても綺麗な位牌に、二人でしばらく魅入ってしまいました。
とにかく月に縁のある子だったので、作っていただいた位牌は、るなにぴったりで、五木田さんにお願いして本当に良かったと思っています。
私達は「我が子の死」という深い底を経験して絶望の淵にいたけれど、そんな最悪な時でも、かならず光はある事を知りました。
本当にたくさんの人が手を差し伸べてくださって。
自分が人の支えによって生かされている事を改めて感じました。
私達はこれから長い年月をかけて生き、そしてやっと天国の人達に会える。
だけど天国にいる人達にとって、私達と離れている時間は、例えば2~3日位のものらしいです。
だから、悲観的にならずに、その日が来るまで、楽しい土産話ができるように良く生きる。これが、私達が天国にいるるなにできる唯一の事だと思っています。
だから私達はたくさん笑って生きていきます。
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翌年、るなちゃんにお水を供える器を探しにお越し下さり、るなちゃんの妹の妊娠を知らせてくださって、とてもうれしかったです。
https://rainbowarrow.amebaownd.com/posts/7330953
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2014年1月、ママが再びメールをくださいました。
私のお位牌のページの、長い説明文をを読んで、
私がいろいろな思いをしたことを感じてくださったようでした。
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久々に、ホームページを覗いて、
お位牌を制作なさる上での苦悩を垣間見て、メールをしていまいました。
大変な思いをされたのですね。
私達は、あの、ガラスのお位牌に癒されました。
翌年伺って、ハイジの家の様なヤギのいる、のんびりした雰囲気の中で位牌が作られた事を知り、また、あなたのひととなりに触れ更に癒されました。
色々な方がいるとは思いますが、私のように、五木田さんの作る作品に助けられる人がたくさんいらっしゃると思います。
五木田さんの精神が健やかにいられる事が大前提ではありますが、これからも、作り続けていただきたいなと、勝手ながら思っております。
追伸
伺った時、三歳だった娘と、お腹の中の赤ちゃんは、昨年、無事七五三を迎えました(^-^)
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モデルのように、とてもかわいいお嬢さんがお2人、嬉しそうな晴れ着姿で写っている写真を添付してくださいました。
涙が出そうなくらい、嬉しくて感激しました。
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