ななみちゃんのお位牌

一歳で亡くなった、お嬢さんのお位牌のご相談に、パパと妊娠中のママ、10歳のお兄ちゃんがお越しになりました。

ママが描いてきてくださったデザイン画。

技術的に無理な部分を、3人で話し合いながら、別の表現でいかに近付けるか、、、

普段、メールのやりとりだけで制作することが多いのですが、この“すり合わせ”は、やはりお互いの顔を見て、導きだされる気がします。

傍らでは、写真のななみちゃんが笑っています。

1ヶ月検診で異常がわかり、そのまま短い一生を病院で過ごしたななみちゃん。


お腹の大きなママは、子宮筋腫があり、安静を言い渡されているにも関わらず、無理してお越しになられたそうです。


無事に産めるか、産んでもまた異常があったら、、、そう思うと怖いんです。

だけど、この子はまず生かして産みたい!

はっきりと、力強くママはおっしゃいました。


可愛いお位牌を探して探して、、、やっと一年かかって見つけたんです!

と、パパがおっしゃいました。

ママが勇気を持ってお産に挑めるように、私も頑張って制作したいと思います。

世界でたったひとつのガラスのお位牌と仏具

大切な家族、ペットとの何気ない日々、忘れられない笑顔、情景を思い出せるカタチ。 黒塗りのお位牌や金属の仏具ではなく、柔らかな色合いの澄んだガラスで、そんな想いをあなたの代わりに製作いたします。